ヤノメ国のハヤセは、ニナンナにオニグマの生け贄を探しに来た役人。不死身のフシに興味がありましたが、オニグマの姿になったフシに傷付けられて以降、フシに激しく執着していきます。
(アイキャッチ画像出典:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065103852)
【不滅のあなたへ】ハヤセとは?
オニグマに捧げる生け贄を選びに、ピオランと共にニナンナに訪れた女役人ハヤセ。他の部下からは「ハヤセ様」と呼ばれているため、役職は高いようです。
仕事を殺伐とこなし、生け贄に選ばれたマーチにさえ事務的に話すので、慈悲の心もないような冷たい印象の女性。
しかしフシに出会い、フシが不死身である事を知るなり興味を持ちます。
ヤノメの監獄から脱獄したマーチを矢で射抜いて殺したので、怒ったフシがオニグマに変身してハヤセの顔などに傷が残る重傷を負わせます。
それ以来ハヤセは、フシに引き裂かれた顔が特徴的に。フシを探しに追いかけてニナンナに来たハヤセの手をパロナが射抜き、追跡を阻止しました。
フシを追ってジャナンダ島に
ジャナンダ島の少女トナリに、フシとピオランを「ジャナンダ島」行きの船に乗せるよう唆し、自身もジャナンダ島に渡ります。
ハヤセは野宿するフシに近づき、寝ているフシの顔を舐めるなど異常な行動を取るのでした。
パロナを殺していた事が判明した
島長を決める闘技大会でパロナに変身したフシに、その女の乗り心地はどうかと尋ね、フシへの贈り物だと言うハヤセ。パロナを殺した事を明かします。一撃では死なず首を切って絶命させたのです。
フシに勝ち優勝したハヤセはフシを守る「守護団」の結成を、島民に呼びかけ、フシの存在が尊い事を懸命に説きます。
フシに異常に執着
ニシアサガオで眠らせたフシに裸で迫るなど、異常な行動をするハヤセ。
その後「ジャナンダ島」にノッカーが襲来し、ノッカーに寄生されたトナリの仲間を殺したいとフシを脅迫しますが、トナリの決死の行動によりハヤセを捕縛する事ができました。
フシに愛していると告白
捕縛されたままフシと島を小舟で出たハヤセは「あなたを愛しています。初めて出会ったあの時から。」と、フシに告白します。
しかしフシに、嫌いで、何の感情もないもないと言われ、1人海原に残されます。逃したノッカーに襲われ悲鳴を上げました。
その後ハヤセの消息は分かっていませんが、ノッカーに寄生された体が動いている可能性、もしくは逃げ延びた可能性も捨てきれません。