大今良時による漫画【不滅のあなたへ】がめでたくアニメ化されました!原作をチラ見しましたが、まずは主人公らしきのが「球体」というものから始まることに斬新さがありとても引きこまれるストーリーになっています。
漫画家の大今良時と言えば「聲の形/こえのかたち」も、アニメ化されていますね。期待大です。
今回は【不滅のあなたへ】アニメ1期1話「最後のひとり」の内容をネタバレを含みながらゆるく紹介をしていきます!
- 【不滅のあなたへ】アニメのネタバレ含むストーリーを各話ごとに紹介&解説
- アニメ1話のネタバレ
- アニメの次話のネタバレは含まない
(アイキャッチ画像出典: https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784063958423)
【不滅のあなたへ】とは?
「不滅のあなたへ」は大今良時による日本の漫画で、週刊少年マガジンにて2016年50号から連載中。第43回講談社漫画賞少年部門受賞作。ジャンルは大河ファンタジーとなっています。
アニメは新型コロナの影響により遅れていましたがついに2021年4月12日よりNHK・Eテレにて放送されました!
【不滅のあなたへ】アニメ化1期1話はどんな内容?ネタバレ注意
ここからはアニメ1話「最後のひとり」の内容をネタバレ&感想&解説を交えながら紹介していきます。
初めは球だった
1話冒頭は、突然世界に投げ込まれた球体が石に姿を変え、苔を写し、傷を負って死んだ白いレッシ狼に姿を変え、1人の少年(声優/川島零士)と出会う事から始まります。
ジョアン
死んだ狼を飼っていた少年には、ジョアンという名前で呼ばれていました。
少年の元に辿り着いたものの、初めは狼としての食事の仕方なども分かっていませんが徐々に学習していきます。
ジョアンは狼なので全くしゃべりませんが、飼われていた狼らしくちゃんと少年と寄り添って暮らしていきます。
少年は極寒にひとりだった
少年とジョアンが住んでいる地は極寒で、一面雪景色です。海が近く魚などを食べて生活していました。
しかしこの地が不毛のため、少年以外の家族や他の人間はみんな楽園を目指して旅立ち誰もが5年も帰ってこないという状況でした。
その間1人孤独に耐えていた少年はついにジョアンと共に旅に出る決意をします。
旅に出てどうなった
ジョアンと共に旅に出た少年でしたが初めは希望いっぱいで進むものの、やがて後悔する事になるのです。
少年含む他の人間達が目指していたのは暖かく作物が育ち豊かな楽園の地でした。
時々出てくる石に「進め」のマークがついてるため期待していきますが、最終的にバツマークのついた石(来てはダメ的な意味)を見つけてしまいます。
さらに壊れた荷車やまるで墓場のように見える状況に少年は絶望してしまうのです。
帰りたいと言う少年
それまでジョアンに仕切りに話しかける少年でしたが「分かってる、僕は僕と会話をしていただけだって。」とジョアンに言います。
ずっと孤独に耐えていた少年。理想の地にたどり着きたいという夢も叶わず「自分はひとり」だと孤独を認めてしまった瞬間でした。何とも切ない!
少年は全てをあきらめ「僕は帰りたい…帰ろう」と言って涙を流し、家へ引き返します。
少年の願い
少年は旅の途中、氷の下の海か湖に落ちてしまい、その時に足をケガしてしまいます。
絶望した後に引き返して、何とか自宅に戻りますが、薬も医者もないような場所で傷は化膿し続けて最後は亡くなってしまいました。
亡くなる直前に少年は「僕のことずっと、覚えていて。」とジョアンに言います。
少年の願いを聞き届けるかのように「それ」はジョアンから今度は少年に姿を変えました。
魂は皆のもとへ
少年が亡くなるとその魂が家族や故郷の人々、ジョアンの元へ行きます。皆が少年を笑って迎え入れてくれます。
そこは目指していた理想の地で、たくさんの人々に囲まれて少年は幸せそうにするのでした。
物語は少年になった「それ」が扉を開けて外に出て新たに旅をするような雰囲気で終わります。
そして「それが姿を変えるのは刺激である」とナレーションの「私」は語り始めました。
【不滅のあなたへ】アニメ1話「最後のひとり」の感想&考察は?
1話はとにかく切ない!が感想です。ただ最後は、少年の魂みたいなのが夢を叶えて幸せそうにするシーンが見れたので救いでした。
球体だったものがこれから何の刺激を受けて姿を変えていくのか、これから何をやるのか、そんな人間の生きる目的みたいなのも関わってくるかもしれませんね。
また球体を投げ入れ、それに旅をさせて眺めている「私」は何が目的なのか気になるところです。
1話では不思議な球体を通して見た、自然の摂理と残酷さ、人間の儚さ美しさを物語るストーリーでした!感動したい大人向けのアニメかもしれません。2話も楽しみです。
主人公は球体?
「私はそれを投げ入れた…」というナレーションから始まったので、主体はその球体を投げ入れた私であることが分かります。私は観察者と呼ばれてます。
球を投げ入れてからの時間経過が長い感じがしたので、もしかして神か何かかなと思います。
しかし物語は投げ入れられたまだ名前も出てこない球体の目線で進んでいくのでストーリーの主人公はこの球体であると言えるでしょう。
観察者役のナレーションが素敵!
ナレーションに起用されている声優の津田健次郎さんの声がとにかくいい…
津田さんと言えば七つの大罪の「モンスピート」や最近では極主夫道の「不死身の龍」役でもおなじみですね。極主夫道の関連記事を読んでみる>>
アニメ出だしからゆったりとして落ち着いた口調のナレーションに癒されるので、余裕で寝れます…
OP/オープニング曲が宇多田ヒカル
不滅のあなたへのOP/オープニング曲が宇多田ヒカルのPINK BLOODと、豪華になっています。
またED/エンディングはMediatorで、作曲・編曲/浜渦正志となっています。
【不滅のあなたへ】アニメ1話「最後のひとり」を観る参考に
【不滅のあなたへ】アニメ | 1話「最後のひとり」 |
ジャンル | 大河ファンタジー |
見た感想 | 切ない! |
傾向 | 家族向けかも? |
アニメーション | 優しい |
ストーリーテンポ | ちょうどいい |
【1話評価】*あくまで個人的な評価です。
【不滅のあなたへ】アニメ化1期1話はどんな内容?まとめ
ここまで【不滅のあなたへ】アニメ1期1話「最後のひとり」の内容などをネタバレ含みながらゆるく解説してきました!
「球」から始まった「不死身」の生命の物語。亡くなった少年に変化し、代わりに願いを叶えるように「それ」は外の世界へ飛び出しました。
名前のない少年の姿でこれからどこへ向かうのでしょうか?気になるアニメは2話の「大人しくない少女」へ続きます!
- 始め「それ」は「球」で観察者によってこの世界に投げ入れられた
- 「それ」は石になってレッシ狼になり、狼を飼っていた「少年」と出会った
- 飼われていたジョアンという名で呼ばれて一緒に過ごした
- 少年は理想の地を目指しジョアンと旅に出た
- 理想の地にたどり着けずに絶望した少年は家に引き返した
- 旅の途中にしたケガによって少年は命を落とした
- 「それ」は「僕のことずっと覚えていて」と言った少年に変化し外の世界に飛び出した
- アニメ2話「おとなしくない少女」に続く
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